🔑感謝 千葉敦子

何よりもまずKeys500回を祝したいと思います。そして、これほど長い間、1冊1冊とつないでくださった山中先生、中島さんを始めメンバーの皆さんに心から感謝いたします。

500冊、すごい数になったものです。40年以上もの間、よく続けてくることができたものです。500冊全てを読めているわけではありませんが、本を読むという行為が常に私のそばにあったことがどれほど幸いなことだったかと、今つくづく感じています。私にとって、現実とは全く異なる時空を旅する時間は、日常のいろいろなことを忘れさせてくれる時間です。かつて40代、50代のころは大変忙しい仕事中心の毎日でしたが、それでもそれなりに常に本を手元に置いてきました。長年、読んだ本の名前を著者とともにノートに書き留めているのですが、最近我ながら笑ってしまったのは、今は仕事を辞めて暇になったのに、それまでの半分くらいしか本を読めていないのです。時間があるなしの問題ではなく、現役時代それほど忘れたいことが多くあったということだったのでしょうか(笑)。

中学のころある友人から「二重人格という言い方があるけど、デコは四重人格だよね」と言われたときから意識し始め、それからずっと自分という人間がどんな人間なのか分からず、ずっとモヤモヤ、ウジウジしてきたように思います。多かれ少なかれ皆さんそうなのかもしれませんが、周りの人が評してくださる「私」と自分自身が思っている「私」がすごく乖離していて、頑張り過ぎてみたり、自己嫌悪に陥ったりもしました。そういうとき、実に出会った本たちに勇気付けられ、励まされ、自分の至らなさを指摘され、自らを形作っていくことを助けてもらってきたと思っています。「運命を愛し、希望に生きる」「期待を棄てたところでこそほんとうの<待つ>がはじまる」「それ(要石)が割れればもう石垣は組めない」「おいしいって思うことが、楽しいって思うことが、うれしいって思うことが、生きていくためにどれだけ大事か・・・」今も、出会った言葉たちが私の中に何かを残してくれています。

300回記念の「Keysの歩み」に、「私にとってKeysそのものが、人生で出会った最高の『本』のようなものだと思っています」と書かせていただきました。その思いは今も変わっていません。メンバーの皆さんからたくさんの刺激をいただき、考え方の幅を広げていただきました。何より、杉山先生の「『トクトク』と流れ出る酒の音、『チャリン』となる蚊帳の落ちる音」から始まって、Keysを通して読書の楽しさをたくさん教えていただきました。そして今は、本の世界から演劇の世界へと楽しみの幅を広げるきっかけをいただいています。感謝!

私は仕事を辞めたあと、2023年4月に脳梗塞を患いました。自律神経の乱れから呼吸が乱れ、そこから心臓が心房細動を起こすようになり、それが原因で脳梗塞を起こしたということのようなのですが、そのプロセスを考えれば、やはり本を正せばストレスが原因ということになるのでしょうか。幸い大きな後遺症は残りませんでしたが、同じ時期に同世代の友人を何人も亡くしたこともあり、これからの時間のことをすごく考えるようになりました。そんなに長生きがしたいわけではありませんが、できれば寝たきりにはなりたくありませんし、ペースメーカーをつけるようなハメにもなりたくありません。もうすぐ65才!ここまで来たら、ここからは少々(周りに多大な迷惑をかけてはいけないけれど)わがままに、好きなようにやっていきたいと思うのです。こうすべき、こうあるべき、という拘りをできるだけ捨てて、何も期待せず(諦めではなく、ありのままを受けとめて)、軽やかに終活できればいいと、そう思っています。(現実はなかなか思うようにはいきませんけれど。トホホ・・・)

紙の本からKindleへと時代は変わってきましたが、これからも良い本を読み続けられますよう、Keysを通して豊かな交わりのときが与えられますよう、そして何より、メンバー全員が元気で、まだまだこれからもKeysを続けられますよう、願ってやみません。Keysに感謝!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です