1998年度読書会記録

1998年度
回  開催日   本    著者    店       幹事

183 26/12/98 時雨の記 中里恒子 味処 麦   山中光義
 「泣かない年にしたい」意外な告白に、驚きの声。

182 28/11/98 白蓮れんれん 林 真理子 かがわ  末信みゆき
 老いていく、これが生の姿。憐れみではなく、失いかけていた優しさを呼び覚ます。

181 31/10/98 鉄道員(ぽっぽや) 浅田次郎  小野   千葉敦子
 失楽園もいいけれど、たまにはこういう穏やかな気持ちにさせてくれるものもいいですね。なんかこう、じわっと涙が浮かんでくるような。

180 26/9/98 ちょっとピンぼけ ロバート・キャパ  八重尾俊之邸   八重尾俊之
 「一生懸命な君が好き」・・・じゃあ、私はあなたのどこが好き?・・・まさか「世の中不景気だから」ではないでしょうね。

179 29/8/98 仮釈放 吉村 昭   くいものや福   段上宮子
 出会いと別れ(旅立ち)と-それぞれの転機に・・・すこし不安はあるけれど・・・幸せを祈って大きな拍手を送りたい。

178 25/7/98  河童・或る阿呆の一生 芥川龍之介   小袖   松尾宣子
 自分の体がこんなに魅力的になるなんて・・・愛息子真治くんと共に金城さん久々の登場。 今、明かされる妊娠秘話!

177 27/6/98 看護婦が見つめた人間が死ぬということ 宮子あずさ  松竹五右衛門
渡邊稔子

 女性に必要なもの・・・恋愛、家族、家、仕事・・・いえいえ、一番の安心は『保険』です。

176 16/5/98 音楽 三島由紀夫   千太   杉山隆一
 先月の続きで・・・ こういうのが 「無私」 の愛ではないのですよ。 そういえば似たようなことがあったけれど。

175 18/4/98 絹のまなざし 藤堂志津子   みゆき家   末信みゆき
 「無私」 になれますか? その問いかけに、「無私」 の愛とは何かと問いなおす。

174 21/3/98 イルカと、海へ還る日 ジャック・マイヨール  たしろ  八重尾俊之
 先月の夢の話を受けて、八重尾先生、今日はオーロラの授業です。

173 28/2/98 患者よ、ガンと闘うな 近藤 誠   松の家   中島久代
 オーロラの夢を見ながら眠る彼女。見た人にしか味わえない幸福感に包まれて、夢は天空を翔けめぐる。残されたものは、夢の中の登場人物を詮索するのみ、寒き夜。

172 31/1/98 チョコレート革命  俵 万智   遊 本店   辻 和江
 赤いブレザー・夫婦漫才・大阪の女・東京からの電話・鉢植えとカップの色のマッチングまで・・・「参りました」と腐れ笑いする彼。

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