🔑山葵、そして滋養スープ 末信みゆき

この会が、42年目、500回を超え繋がれてきたことへの感銘とその絆に対して感謝を心に深く刻んでおります。

遠い昔、大学在学中の山中ゼミの頃から、しばしばkeysのお話を伺っていたので、記憶が混在しておりますが、私がkeysに始めて参加させていただいたのは、大学卒業前後の頃だったかと思います。その若かりし頃の私にとってのkeysを私流に表現しますと、おろしたての「山葵」。毎回、ピリピリとした緊張感をもって臨み、その場での言葉のやり取りに刺激を受けました、ツーンと辛味が強すぎて、私にはついていけない世界かも…と感じたこともしばしば。しかし、その刺激が妙味ゆえにドキドキしながら参加してしまうのでした。

初幹事は、1988年第55回で、井上ひさし著『十二人の手紙』。それはもう大変な緊張でした。でも、正真正銘のメンバーになった実感がありました。懐かしい!

昔はLINEもメールもなく、幹事は急いで本と日時を決めて、個別にご案内をしていたことを考えると隔世の感を覚えます。

幹事の時の本選びは毎回行き当たりばったりの試行錯誤ですし、紹介いただいた本も読了していないものが多く、この会に属しながら、読書の習慣が身についていないのは情けないところ。最近はお休みも多くて、全く不良メンバーと自覚してます(笑)。そんな私でも、いつも穏やかに受け入れてくださるkeysの皆さまに、自己肯定感を育てていただいた感があります。

keysは年月とともに、「無理をせず、ゆるく続けていこう」と有り様は変化してきました。私にとってのkeysも、いつ頃からか、山葵のツンは薄れて、今は、リラックスしてほっと温まることができる「滋養スープ」のようになっています。会に参加していなくても、いつでもあの居心地良い場に行けると感じられる、長年に亘る絶対的な安心感と信頼感があります。有難いことです。

これからもkeysの絆を繋いでまいりましょう。

最後に、山中先生や松尾さんが貴重な記録を残してきて下さったことに心より感謝と敬意を表します。

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