2017年度読書会記録

2017年度
回   開催日    本    著者    店    幹事

411  /12/17  休会

410  /11/17  休会


409  28/10/17  定年ゴジラ  重松清  ゴーサイン食堂  勝野真紀子
いつ頃からか『定年』という言葉がKeysの話題に上るようになり、そんなKey wordをヒントに選んだ本でした。折しも例会当日、生身の五郎丸選手の手の温もりに触れ興奮冷めやらぬTちゃん。この『ときめき効果』、遠い記憶の中に押し込めたままにしているのは勿体無い!?もしかしたら我々第二の人生の大事なKey wordになりそうですよ。

408  23/9/17  三四郎  夏目漱石  博多鯖郎  中竹尚子
人生第2ステージに踏み出す勇気と決断。自分の体力や生活環境を考えると同時に、生き様を見直すきっかけかもしれません。これからも自分のつたない生き方を刺激してくれる、たくさんの本たちに出会いたいですね。

407  26/8/17  聖(さとし)の青春  大崎善生  中竹尚子  休会

406  29/7/17  蜜蜂と遠雷  恩田 陸  千葉敦子

私たちはいろいろなものを枠組みの中に閉じ込めてしまいがちです。教育でも、芸術でさえも。その方がコントロールしやすいと思ってしまうから。でもそのせいで、私たちは実に生きにくい時代を生きているのかもしれません。小説の中で風間塵を「災厄」ではなく「ギフト」にしたものは、案外「音楽が好きだ」というシンプルな熱意だったのではないかと私は思いました。大変好評な本でしたので、まだ読まれていない方は是非読んでみてくださいませ。
405  24/6/17  卵を産めない郭公  ジョン・ニコルズ/村上春樹訳  勝野真紀子

404  27/5/17  聖火  サマセット・モーム/行方昭夫訳  海鮮酒肴 やおき  山中光義


息子に対する母親の特別な感情、共感者続出! 終活グッズに対する共感者も続出!!!

403  22/4/17  ウエハースの椅子  江國香織  目利きのたか志  渡邊稔子

402  25/3/17  実録 田中角栄(上)  大下英治  米と葡萄 信玄酒店  末信みゆき


401  18/2/17  泣き童子  宮部みゆき  SUITO(すいとー) 関 好孝

4人で貸切になったお店で、ゆっくり、まったりと日本酒を傾けた。ほんのり赤くなった顔々には、年齢にふさわしい落ち着きが感じられました。

400  28/1/17  マチネの終わりに  平野啓一郎   まき野  勝野真紀子
「恋愛小説」が成立しにくいと言われる昨今、久しぶりに読後の高揚感を楽しめた作品だったようです。数々の「すれ違い」のドラマこそ恋愛の醍醐味なのか…?三者三様の恋愛事情も見え隠れ…。記念すべき400回に熱く「愛」について語れるKeys に乾杯!!